今、友達のお父さんが亡くなったと連絡がきた。

さっき、お父さんが倒れたから病院まで行って来ると言って友達を見送ったばかりだったのに。

もう何がなんだかわからないや。

だっていきなりだよ。
つい二時間ぐらい前の話だよ。

彼女は、病院へ向かう途中の車の中で亡くなったことを聞いたみたい。
死に目にも会えなかったんだよね。

こういう時どういう言葉をかけてあげればいいのか全くわからない。
だって、こんな悲しい気持ちは本人にしかわからないもの。
何を言ったって、何の慰めにもならないと思うもの。

こういう時、人の命の重さを実感するような気がする。

どんな人の命でも、誰かにとってはとっても重くて、軽い命なんかなくって、人の命は尊いんだと痛いほど思いしらされる。

私は、大学一年の時に友達を亡くした。
バイクの事故だった。

すぐにはいなくなるということがどういうことか私にはよくわからなかった。

私のところにも遊びに来る予定だったのに、その計画が実行されることはないままに死んでしまった。

今でも、携帯を新しく、新しく変えても友達の携帯番号を消すことはできないでいる。

それを消してしまったら、私の中から友達が消えてしまいそうで怖いのだ。
忘れてはいけない。
友達が確かに生きていたということを覚えていてあげなきゃ。

今でも、5年たった今でも、私は友達の顔を思い出だすことができるくらい、私の中にはしっかり存在するのだ。

・・・友達はしっかりとお父さんの死を受けとめられるだろうか。
乗り越えて行けるだろうか。

私にできることは何だろう。
そばにいてあげること??

しばらくそっとしてあげておいた方がいいのかな。

無力な自分が疎ましい・・・・・・・・・・。

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